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身体障害者リハビリテーション   

身体障害者リハビリテーション研究集会2010

勉強会に行ってきました。
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~新たな時代に向けた障がい者の自立支援の課題と展望~
平成22年度 身体障害者厚生相談所長等研修会

目的 
全国の身体亜障害者厚生施設及び身体障害者厚生相談所に勤務する職員等が、障害者自立支援法の下に行う利用者支援に関する諸課題や地域リハビリテーションのありかたなどについて研究討論するとともに情報交換を行い、身体障害者への支援やリハビリテーションの工場を目指すことを目的とする。

主催
全国身体障害者厚生施設長会
全国身体障害者厚生相談所長協議会
国立障害者リハビリテーションセンター

日時
平成22年11月18日(木)~19日(金)

2日間とも行ってまいりましたが、私は午後の部からの
「移行支援における課題と展望」
「移行支援における連携、ネットワークを考える」
講師は横浜市総合リハビリテーションセンターの伊藤利之せんせいでした。

その中でも特に気になった部分です。
現在
中途障害者のリハビリテーション(退院すると行く所がない)
この講話はしっかり聴いてきたつもりです
急性期 ~ 回復期 ~ 慢性期(維持期)
この急性期では救急医療・一般医療です
回復期では医学リハビリテーション(機能訓練等)
慢性期では障害者支援施設(社会・職業リハ)です
また、自宅へ戻り、地域リハや保健・福祉でのサービスを受ける
そして自立生活となります

今後
急性期では救急医療・一般医療そして医学リハビリテーション
回復期では障害者支援施設・就労・社会生活支援
慢性期では職業生活・自立生活です
またリハビリテーション・スポーツも
人と人との出会い、コミニュケーションがとれる
●体力の向上
●精神・心理面の活性化
●自立性の向上
●社会性の獲得(再獲得)
入院、入所は短期間にすること

こうしてお話を聞いていると息子の救急時代や、回復期、維持期のときとは内容もだいぶ変わってきていますね。息子の時にも高次脳機能障害のことがもっとデーターとして情報があったら、もう少し変わっていたのではないかな?と残念に思いました。

先生の最後の言葉に「老人問題=いずれ行く我が道」
障害問題も明日は我が身ではなく「できれば障害になりたくない」
「ならないかもしれない」「死ぬまでならないかもしれない」でも、死ぬ寸前はだれでも麻痺がおこります、一度は障害者になりますと。お話された言葉が耳に残りました。

by kazukimamay | 2010-11-18 18:45 | 今日の出来事

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